週末やる気マンが月曜日に戻るまで応援しようと思う
週末に感じる解放感
土曜日になると、解放感で喜ぶ。
そして買い物や外出でのびのびしたら、家の中で何かをやりたくなる躍動感を抱えてしまう。
こんな気持ちにこの頃、私はなる。
――言い換えれば、平日を仕事にじっくり充てると、週末がソワソワしてしまということだ。
オンオフの切り替えが極端すぎるのだ。
オフでもオンのような勢いを持って身構えてしまう。
言い換えれば休み方が下手なのだろう。
実際、金曜日の夜あたりからこの症状がでてくるようだった。
ではなぜ、こんな現象が起きるのか。
それは、週末になると途端に「自分の自由になる時間を取り戻したい病」にかかるせいだろう。
例えば、土曜の朝の解放感に浸ると、オンオフスイッチのオンが「オフの中で更なるスイッチ」をつけていく。
妙に行動的になってしまうのだ。
おそらく、自由時間の多さへの期待感(とはいっても土日で2日間=24時間なのにね)が生まれるのだろう。
「平日、夜にへとへとになって帰ってきても、次の日の支度をして眠るしかない。そんなルーティンだったからこそ、自由な自分の時間を土日に充実させるのだ!」
こんな土日やる気マンになってしまう。
これは、少しやっかいだ。
多分、平日の仕事への充実感へのベクトルが、休日も向けられているせいだろう。
イコール……満たされなかった平日の裏返し。
生真面目すぎるやる気マン。
月曜日から金曜日の間の、「足りないものを補うためのベクトル」へとやる気マンが引き継ぎに来ているのだ。
―――きっと、平日の夜にその日の振り返りが不足しているために起こるのだろう。
そんな気がした。
私はいつも以下の4つのリストを作って課題に取り組んでいる。
1、今日中にやること
2、明日まで持ち越す事
3、近日中にやること
4、長期でやること
日々、振り返ることを怠ったために、1の中で2に移行させるものの整理と思考ができていないのかもしれない。
翌朝に1の内容を確かめているので、何かこぼれおちたものが3にきていると感じてしまう。
その蓄積が週半ばから金曜日にかけて溜まれば、焦りの気持ちが浮かんでしまう。
そうして週末やる気マンになるのだ。
この躍動感と使命感は日々の自分に、不足を感じたまま過ごしてることの反動なのだと思う。
これからはもっと、一日一日を大切にしよう。
でも決して頑張り過ぎないこと。
欲張り過ぎないようにする。
一つ一つの進捗でも、じっくり受け止め、質を追求するのもいいかもしれない。
あれもこれもしなければ、消化しなければと焦るくらいなら、やはり地面を踏み固めて安定感を抱えるようにしていきたい。
そして、寝る前に一日の振り返りをさっと行う手間と工夫で、今後の自分は変わるかもしれない。
そう期待して、次の週を迎えようと思った。
今日は日曜日。
そろそろ土曜日の「やる気マン」が、日曜日の夜になってデバフと共に通常ステータスに戻る時間だ。
でも、そんなやる気マンも私の一部だ。
しっかりと今の私を受け止めたい。
このやる気マンと一緒に生きていくためにも、小さな工夫と意識で生活しようと改めて感じた。